【徹底比較】Indeed・求人ボックス・スタンバイの違いとは?

目次
特性・強み・使い分けを完全解説!
無料掲載もできる3大求人検索エンジンの違いとは?
求人の集客で「検索エンジン型メディア」はもはや欠かせない存在になりました。
その中でも、多くの採用担当者・求人サイト運営者が注目しているのが:
- Indeed(インディード)
- 求人ボックス(カカクコム)
- スタンバイ(Zホールディングス)
この3つはどれも「クリック課金型(PPC)」の広告モデルを採用し、無料掲載ができるのも魅力。
一見似ているようで、実はそれぞれ得意領域や強み、ユーザー層がまったく異なります。
本コラムでは、「それぞれの特徴は?」「どう使い分けるべき?」といった疑問に答えるべく、各サービスの強み・弱みを丁寧に比較しながら、効果的な運用法を解説していきます。

◆ 共通点:検索型 × クリック課金 × 無料掲載OK
まずは3サービスに共通する特徴を整理しておきましょう。
特徴 | 内容 |
---|---|
求人検索型 | Googleのように、キーワード検索に応じて求人が表示される |
無料掲載OK | 自社の採用サイトを持っていれば、自動でクローリングされる仕組みも |
クリック課金型広告 | 有料で上位表示ができる(CPC広告) |
運用次第で効果が変動 | 掲載の仕方・広告運用・原稿の工夫が非常に重要 |
つまり、「掲載すれば応募が来る」という仕組みではなく、戦略的な設計が求められるのが検索型メディアの特徴です。
◆ Indeed(インディード)

求人検索エンジンの王者。圧倒的な認知度と掲載数
概要:
- 運営:Indeed(米)/リクルート傘下
- 月間訪問者数:約3,000万人(国内)
- 掲載方法:クローリング/直接投稿/ATS連携
- 有料広告:CPCモデル(クリック課金)
特徴:
- 国内外問わず「求人といえばIndeed」の時代を築いたサービス
- とにかく求人ボリュームが多く、母数が広い
- 一方、競合も多いため有料広告を使わないと埋もれるリスクも大
- 表示順位は広告費・原稿スコア(関連性)などで変動
- 募集人数が多い案件、大手やフランチャイズ系に向いている
注意点:
- 採用ページの構造が悪いとクローリング非対応になることも
- 掲載原稿はGoogle的なSEOを意識した作り込みが必要
- 広告費の最適化や入札調整など、運用の知識が必須
使い方のコツ:
- 掲載期間ではなく「応募数ベース」で運用を最適化
- 採用管理システム(ATS)との連携も視野に入れる
- タイトル・職種名に検索ワードを意識して原稿設計をする
◆ 求人ボックス

価格と検索強さのバランスが良い。中小企業に人気
概要:
- 運営:株式会社カカクコム(食べログ等)
- 月間訪問者:約1,200万以上(推定)
- 掲載方法:クローリング/直接投稿
- 有料広告:CPCモデル(クリック単価が安い)
特徴:
- Google検索経由での流入が強い(SEO力が高い)
- 管理画面が非常にシンプルで、中小規模でも扱いやすい
- 無料枠でも意外とクリックが稼げることもある
- 地方・ニッチ求人も拾いやすく、効率重視派に好まれる
注意点:
- 大手求人サイトのようなブランディング力はやや弱め
- ユーザーの動線が少し独特(応募フォームまでの遷移など)
- 無料枠で上位表示を狙うには、やはり工夫が必要
使い方のコツ:
- 小額でも広告を使うと無料枠より大幅にクリックが伸びやすい
- 複数拠点・複数職種の原稿は分けて出すと効果的
- 検索ニーズに合った「勤務地×職種」のタイトル設計が命
◆ スタンバイ

LINE連携 × スマホ強化で若年層に刺さる次世代型
概要:
- 運営:Zホールディングス(Yahoo! JAPANグループ)
- 月間訪問者:約1,000万人以上(推定)
- 掲載方法:クローリング/直接投稿
- 有料広告:CPCモデル(LINE配信型もあり)
特徴:
- LINEと連携しており、プッシュ通知で求人を配信できる
- 求人をビジュアル(画像・アイコン)で表示でき、視覚訴求が強い
- UI/UXがスマホファーストで設計されており、若手採用に最適
- 最近はAIによる“おすすめ求人”の自動表示精度も向上中
注意点:
- デスクワーク中心の中高年層にはあまりリーチしない
- 応募動機が薄くなる傾向もあるため、フォロー設計が重要
- 掲載方法・構造に一部癖があり、導入時にややハードルがある
使い方のコツ:
- 視覚的に目を引くサムネイル設計が効果を左右する
- LINE通知の最適化(属性ごとの配信)を活用
- 「カジュアル面談OK」など、接触ハードルを下げる訴求が効果的
◆ どう使い分ける?タイプ別おすすめ活用法
採用ニーズ | おすすめ媒体 | 理由 |
---|---|---|
知名度が高く、応募数重視 | Indeed | 検索ボリュームとブランド力で圧倒 |
地方・ニッチ職種を狙いたい | 求人ボックス | SEO強く、費用対効果も高い |
若年層・スマホユーザーを取り込みたい | スタンバイ | LINE連携×モバイル訴求が強力 |
小規模でも出稿しやすい媒体 | 求人ボックス | 少額から始められ、成果も出やすい |
原稿改善・広告運用に慣れている | Indeed | 上位表示に広告スキルが必要だが効果大 |
◆ まとめ|3媒体を理解し、組み合わせて成果最大化を
Indeed・求人ボックス・スタンバイ。
それぞれ得意なユーザー層、広告効果、UI設計が異なります。
採用市場がどんどん多様化・複雑化しているいま、
「どこか1つに出せばOK」ではなく、
✅ ターゲットに合った媒体を選ぶ
✅ 媒体ごとの特性にあわせて原稿を最適化する
✅ 複数のメディアを組み合わせてトライする
この戦略的な組み合わせが成果を左右します。
媒体の違いを理解して、自社の採用ターゲットに最適なチャネル選びと運用改善を進めましょう!
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