求人・転職、人材募集サイトのSEOの重要なポイントと施工内容を解説します。
目次
1. 求人・転職サイトのキーワード選定
求人サイトにおけるSEO対策の基本は、求職者に必要な情報を提供するコンテンツの最適化にあります。具体例として、まずキーワードリサーチを通じて、求職者がどのようなキーワードで検索しているかを理解します。例えば、「プログラマー 求人 東京」や「リモート エンジニア 求人」といった検索キーワードを特定します。その後、それらのキーワードを含むページの作成や既存ページの最適化を行います。
次に、ユーザー体験を向上させるために、ページの読み込み速度を改善し、モバイルフレンドリーなデザインを採用します。また、求人ページには、具体的な業務内容や求められるスキルを詳細に記載し、求職者が自分に適した求人を見つけやすくすることが重要です。さらに、企業の信頼性を高めるために、既存社員の声や社内文化を紹介するコンテンツを追加します。これに加えて、効果的なリンクビルディングを通じて、外部サイトからのリンクを獲得し、検索エンジンの評価を高める戦略も有効です。
2. 業種・地域・職種ごとの一覧ページを用意する。
求人・転職サイトでは複数の求人を扱いますので、それらを集積した一覧ページが出来上がります。この一覧ページを「業種」「地域:都道府県・市区町村」「職種」などの一覧ページを用意し、それらをGoogleの検索エンジンにindexさせることが重要です。
あつかう求人件数や項目によっては一覧ページが同じような内容で複数できてしまう可能性があり、この場合ソフト404などの低評価につながる結果になるケースも考えられますので、どのような単位での一覧ページにするかをあらかじめ考慮する必要があります。
一覧ページを作る上での注意点
- 「業種」「地域:都道府県・市区町村」「職種」などのページを作成する
- それぞれの一覧ページの「タイトル」「meta:description」「h1」は重複しないように設定する
- 一覧ページの結果のコンテンツが存在しない場合はnoindexタグを指定する。
- 重複する可能性が高い場合はcanonicalタグを利用し、適切なページに流すようにする。
- ページ送りはページの上、下に設置し、クローラーが巡回しやすい構造にする。
- 一覧ページのパンくずは適切に階層化された設定にする。
- パンくずに設定した階層構造をBreadcrumblistとして構造化データをページ内に設置する。
一覧ページの階層化を考慮する。
「業種」「地域:都道府県・市区町村」「職種」などの一覧ページを作った場合、これらは階層化して作成することが一般的にです。例としては「/地域/都道府県/市区町村/職種」などのように階層化されたデータはGoogleへ一覧ページとしての認識をよりわかりやすく伝えることができます。
求人件数などによっては重複する可能性が高い場合がありますので、例えば求人件数があまりなく、都道府県の一覧と県庁所在地の市の一覧がほぼ同一の内容になるなども考えられる場合は「/地域/都道府県/職種」とすることで重複しないようにする。あるいは「/業界/職種」など運営している求人サイトの規模や掲載している求人に合わせて適切な階層を構築する必要があります。
階層化された一覧は構造化データを入れる
パンくずを階層化した後はBreadcrumblistの構造化データをそのページに入れるようにしてください。以下は「/求人情報/都道府県/市区町村/職種/求人ページ」の例です。
<script type="application/ld+json">
{
"@context": "http://schema.org",
"@type": "BreadcrumbList",
"itemListElement":
[
{
"@type": "ListItem",
"position": 1,
"item":{
"@id": "サイトのURL",
"name": "サイトタイトル"
}
}, {
"@type": "ListItem",
"position": 2,
"item":{
"@id": "サイトのURL/job",
"name":"求人情報"
}
}
, {
"@type": "ListItem",
"position": 3,
"item":{
"@id": "サイトのURL/job/area/aichi",
"name":"愛知県"
}
},{
"@type": "ListItem",
"position": 4,
"item":{
"@id": "サイトのURL/job/area/aichi/nagoyashi-higashiku",
"name":"名古屋市東区"
}
},{
"@type": "ListItem",
"position": 5,
"item":{
"@id": "サイトのURL/job/area/aichi/nagoyashi-higashiku/finance",
"name":"経理/財務"
}
}, {
"@type": "ListItem",
"position": 6,
"item":{
"@id": "サイトのURL/job-1",
"name":"管理職※公認会計士有資格者向けの求人です。"
}
}
]
}
</script>
URLはできるだけ短くし、可能であればページに関係するカテゴリー名などで構成する。
URLは文字数が数千文字が理論上使えますが、出来るだけ短く、簡潔に、かつどのような内容かがURLでわかるものが望ましいです。このルールであればユーザもURLからアクセスする内容をなんとなく認識することもでき、ユーザビリティの面でも有効な手段です。
仕組み上可能であれば、「/20239/99821/11/234512/9812」などの意味が分からない数値だけのものなどより「/job/area/aichi/nagoyashi-higashiku/finance」としたほうが良い結果を生みます。
しかし、実際にはカテゴリー名称などを日本語にしてパスも日本語で構築すれば一番わかりやすい構成にはなりますが、日本語URLですと文字化けの恐れもあるため、どのような悪影響ができるかがわからない場合は半角英数字にて構築するほうが無難です。
また、URLはできるだけ短いほうが良いという観点と、ページは階層化すべきという観点で構築すると、求人詳細は「/job/area/aichi/nagoyashi-higashiku/finance/求人ID」などのように長くなってしまいます。階層化はパンくずと構造化データ上で階層化されていればよく、実際のURLパスは階層化されたURLである必要はありません。ですので、
一覧ページは/job/area/aichi/nagoyashi-higashiku/finance
求人詳細ページは「job-求人ID」などで問題はないため、仕様的に対応できるのであれば、短いURLパスで求人詳細ページを作りましょう。